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 Man-B（マンビー）、それは万年Ｂ級の略
'80年代後半から'90年代前半にかけての全日本選手権トライ
アルにおいて、毎年のようにあと少しのところで国際Ａ級昇格を
逃していた私（ＴＷＫ店主･小坂政弘）のことを、人はそう呼んだ
（・・・っていうか、自嘲を込めて自らそう名乗っていたかも？）。
このページは、そんな「バイク馬鹿」な一人の男の生きざまを
綴った履歴書である―――なんちゃって！？
初めてのバイク・ハスラー250と16歳（童貞）の私

１９８３年　屈辱の緑ゼッケン１１４番とＴＷＫ創業
前年度あと少しのところで国際Ａ級残留をのがし、国際Ｂ級に降格となった私に与えられた年間指定ゼッケンはなんと３桁の１１４番！これには大いにふてくされたものだったが、新たに発売されたＴＬＲ２００に惚れこんでしまった私は、このマシンで全日本を戦うことを決意する。

で、ほとんどノーマル状態で参戦した最初のうちは、さすがに全日本レベルのセクションには歯が立たない感じだったものの、各所に改造を重ねて行くうちに十分なポテンシャルを発揮するようになり、最終戦では２位に入賞し年間ランキング１１位というポジションを得ることができたのだった。

また、この年は５年間勤めた会社を辞め、「トライアルワークス小坂」を開業した記念すべき年でもあった。

当時のオリジナルパーツといえば、ＴＬＲ２００用のアルミサイレンサーとアルミサイドスタンド（どちらも今だに好評発売中の超ロングセラー商品）くらいしかなく、ほとんどスーパーウイングまるやまの下請け工場のような状態でのスタートだった。
丸山さん、そして成田さん、いろいろお世話になりました。あれからもう２０年が過ぎようとしていますが、よくここまでつぶれずにこれたものです（明日つぶれるかもしれないけどね）？？？

ちなみにこの写真（かなりブレてますが）は、この年の全日本最終戦・日本ＧＰ大会（福島県高杖スキー場）で２位に入った時の私の走り。今ではあまり使わなくなった「フローティングターン」を沢の中で華麗に（？）キメています。

この大会には当時まだ無名のスティーブ・サンダースがアームストロングというマシンで参加していて話題になりました。
そういえば、昔はよく外国人選手が日本ＧＰ大会にスポット参戦しに来てましたよね。

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